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感染経路

主に性行為・オーラルセックスにより感染し、皮膚や粘膜の微細な傷口から侵入し、進行によって血液内に進入します。これ以外にも母子感染、血液を媒介として感染する場合もあります。母子感染の場合、子供は先天梅毒となります。

 
先天梅毒の症状
梅毒に感染した母親から、胎盤を経由して胎児に感染します。胎児が妊娠早期に感染すると、死産または早産になります。出産できた場合は、生後数週間、あるいは学童期、思春期になって内臓、歯、皮膚、中枢神経などに様々な病変を来たします。
先天梅毒予防為に、産婦人科では、妊娠早期に母体の梅毒の検査を行っております。
 
後天梅毒の症状(第一期から第四期)

基本的に、感染後、約3週間位で発症します。また、治療を受けない限り体内に残り、最終的には死に至る事があります。現在においては、抗生物質の発達により、第3期、第4期に到達することは殆ど無くなり、死亡にまで至る例は極稀です。

(第1期)
感染後、3週間〜3ヶ月の状態を第1期と言います。トレポネーマが侵入した部位に硬結(無痛性の硬結で膿を出すようになり、これを硬性下疳と言います。)を生じます。硬結は、すぐ消える事が多いのですが、稀に潰瘍となる場合もあります。主な部位としては、男性は、包皮、亀頭とその周辺、女性は、大小陰唇とその周囲となります。また、股の付け根の部分(鼠径部)のリンパ節が腫れ、これを横痃(おうげん)と言います。4週間を過ぎると、ワッセルマン反応などの梅毒検査で陽性反応が出るようになります。

(第2期)
感染後、3ヶ月〜3年の状態を第2期と言います。全身のリンパ節が腫れる他に、発熱、倦怠感、関節痛などの症状がでる場合があります。 バラ疹と呼ばれる特徴的な全身性発疹が現れることがあり、赤い目立つ発疹が手足の裏から全身に広がり、顔面にも現れる事もあります。仮に、治療しなくても1ヶ月で消失する事もありますが、抗生物質で治療しない限り、トレポネーマは体内に残っていますので、上記の様な症状が出た場合は、必ず病院に行かれて受診される様にされてください。

(第3期)
感染後、3年〜10年の状態を第3期と言います。特徴としては、ゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生します。また、第3期まで来ると治癒は不可能となります。

(第4期)
感染後、10年以降の状態を第4期と言います。この段階までなると、多くの臓器に腫瘍が発生したり、脳、脊髄、神経を侵され麻痺性痴呆、脊髄瘻を起こし(脳梅)、死亡至ります。

 
診断と検査方法

男性・女性共に、性器に硬結や潰瘍がある場合は、梅毒を疑い、血液検査(ガラス板法・TPHA法・RPR法)を行い、全て陽性反応が出た場合に、梅毒と確定診断します。

 
注意点と問題点

梅毒血清反応(STS)は、治療を受けられてもなかなか低下しません。陰性化には数ヶ月〜数年かかる場合もあります。TPHA法は一生陰性化しないので治療の目安にはなりません。

 
治療方法

抗生剤を3週間から4週間程度服用して頂き、その後、血液検査を行い数値が落ち着いている状態になれば、完治となります。